プロフィール/はじめに

プロフィール

金山紋子(かなやまあやこ)

長崎県長崎市生まれ。

幼少よりピアノ、中学よりフルート、

高校進学前からオーボエを始める。 

大学進学と同時に上京し、卒業後ドイツへ留学。

Prof.G.Schmalfuss門下で、さまざまな経験を積ませていただきながら、

7年半修行し、帰国。

現在、東京都在住。二児の母。

オーボエ指導者、オーボエリード製作者として活動中。

学歴

東京学芸大学(芸術課程管弦打楽器科オーボエ専攻)卒業

ドイツ国立デトモルト音楽大学(芸術家養成課程 オーボエ専攻)卒業

演奏家ディプロム取得

オーケストラ・ツェントルムNRW(オーケストラ奏者育成課程)修了

演奏歴

ヤマハ新人演奏会に出演。

ウィーンフィルハーモニー首席オーボエ奏者、M.ガブリエル氏のマイスタークラスを受講。

G.ヴァインベルガ―氏主宰のデトモルト・バロックアカデミーに参加。

オランダ国際ユースオーケストラアカデミーに参加、首席オーボエ奏者を務める。

H.ヴィンシャーマン指揮 ドイツバッハゾリステンの演奏旅行に参加。

ミュンスター市立交響楽団、デトモルト室内管弦楽団、デトモルト歌劇場管弦楽団等で演奏。

また、ドイツ各地の教会にて教会音楽を演奏。

帰国後、洗足学園ニュー・フィルハーモニック管弦楽団、フロイデフィルハーモニー、横浜シンフォニエッタ等で演奏。

指導歴

ドイツ留学時より、音楽学校にてオーボエ指導に従事。

パダボーン音楽学校、リップシュタット音楽学校、シェアフェーデ音楽学校、ラーゲ音楽学校にて、オーボエ非常勤講師を務める。

現在、山野ミュージックサロン新宿にて、オーボエ講師、木管アンサンブル講師。

ヤマハ管楽器インストラクターとして、各地の吹奏楽部の指導に従事。

個人でも出張レッスン、都内スタジオでのレッスン、オンラインレッスンを行う。

リード製作歴

河野剛、高橋淳、Prof.G.シュマルフス、Mi-young Chonの各氏より、オーボエリードメイキング、

C.ディーミゲン氏よりイングリッシュホルンリードメイキングの指導を受ける。

ドイツ留学時は、クラスの仲間と共に学び合いながら、日々リード製作に励む。

帰国後間もなく、大手ダブルリード専門店へリードの提供を始め、

現在まで10年以上継続的にリードを提供中。

2022年より、『リード製作室YURURI』にて、リード販売を開始。

データを積み重ね、日々研究しながら、

お一人お一人に喜ばれるリード作りを目指して研鑽中。

師事した先生方

オーボエを大倉安幸、河野剛、Prof.G・シュマルフスの各氏に師事。

イングリッシュホルンを R.ブランケ、C.ディーミゲンの両氏に師事。

はじめに

ごあいさつ

ブログ『YURURI to Oboe』を訪れてくださり、ありがとうございます。

私は、オーボエを吹き始めてからこれまで、素晴らしい先生方、共に学び合えるたくさんの仲間たちと出会い、

様々な場所で、多くの貴重な経験をさせていただきました。

特に、ドイツで修行した7年間は、私にとって大きな宝物です。

ここ10年近くは、子育てに奮闘する毎日でしたが、

そんな中でも、オーボエが私の生活から離れることはありませんでした。

振り返ると、

オーボエの指導については、ドイツ留学時代から多くのご縁をいただき、帰国して現在に至るまで、かれこれ20年以上続けています。

また、リード製作は、長きにわたって修行し、

帰国後ご縁をいただいた大手ダブルリード専門店にて、10年以上にわたり継続的にリードの提供をしております。

これらの仕事を続けてきた年月の中で、多くの出会いがありました。

私と同じように、「人生でオーボエに出会った」方々との出会いです。

オーボエを始めたばかりの初心者さんから、

オーボエにどっぷりハマっている中級者、上級者の皆さんまで。

このブログは、多くのオーボエ吹きさんに向けて、

せっかく出会ったオーボエを「もっと知って、もっと楽しむ」お手伝いをしたいという想いから、始めました。

ブログの記事では、

オーボエの基本的な奏法から、上級者向けの発展的な内容まで幅広く扱っています。

また、「小話」のカテゴリーでは、ドイツでの思い出話をはじめ、楽しく読める内容の記事を目指して書いています。

ニーズに合わせて、どうぞご活用いただけましたら幸いです。

このブログを通じて、より多くのオーボエ吹きの皆さまと出会えることを、

楽しみにしています。

ブログを始めるきっかけと目的

私は長きにわたり、オーボエを指導する仕事に携わってきました。

ドイツ留学中まだ学生だった頃に、産休代替で、ある音楽学校のオーボエ非常勤講師を務めたのが最初です。

その後いくつかの音楽学校とご縁があり、非常勤講師を務めました。

日本に帰国した後は、音楽教室や個人レッスン、中学、高等学校の吹奏楽部などで指導しています。

今まで指導してきた生徒さんは、年齢は10歳からご年配の方々、楽器の経験値についても全くの初心者から上級者まで、様々です。

そしてその中の多くの生徒さんの共通点が、趣味でオーボエを吹いていることでした。

本業やお仕事がある中、それぞれの限られた時間の中で楽器を楽しみ、さらに研究熱心でオーボエを愛する人たちとたくさん出会ってきました。

何事もそうですが、新しいことを始めると、次から次に疑問や悩みが出てきます。

そしてそれを解決していくことで、楽しみが増し、上達し、もっとやりたくなりますよね。

しかし、実際のレッスン時間というのは短く、頻度も月に二回など、多くありません。

伝えたいことはたくさんあるし、生徒さんも知りたいことがたくさんあるでしょう。

でも、レッスンの時間だけでは伝えきれないことも多いのが現状です。

対面のレッスンでは、たくさん吹いてもらって、聴いてもらって、対面レッスンだからこそできる内容を重視したい。

じゃあ、対面レッスンでなくても伝えられることを、ブログで発信してみようかな?

そう思いました。

あやこ

レッスン以外の時間や、自宅での練習を、より楽しいものにできたら。

日々の練習の中で生まれる、疑問や悩みを減らし、上達を手助けできたら。

より充実した、オーボエライフを後押しできるのではと、思い立ったのです。

私に出来ること 私がしたいこと

私がオーボエを始めたのは中学3年生の時です。

オーボエに憧れて、どうしてもどうしてもやりたくて、始めました。

小さい頃からピアノを習っていて、なんとなく将来の道は音楽だと思っていたのですが、

ピアノ科ではなく、オーボエ専攻で音大受験するんだ!と、始める前から決めてしまったほどでした。

今思えば、当時なぜそんなに強い衝動に駆られたのか、不思議です。。

さて、やる気全開で始めたオーボエですが、

いざ始めてみると、壁、壁、壁の連続でした。

私はオーボエに向いていなかったのでは・・? 何度そう考えたかわかりません。

秀でた音楽の才能があるわけでもなく・・

・・ただ、努力する才能と根性は、少しばかりあったようなのです。

そのおかげで、悩みと学びと努力を重ねる、数々の修行の場を経験することが出来ました。

このブログを書くにあたって重要なのは、

私のオーボエ人生が、壁の連続だったことだと思っています。

アンブシュア、呼吸法、リード・・

何一つ、スムーズに取得できたものはありませんでした。

できない私に、先生は辛抱強く懸命に指導してくださりました。

私も、たくさん悩み、練習しながら、

3歩進んで2歩下がるを繰り返しました。

たくさんの失敗体験と比べたら、数えるほどしかない成功体験から生まれた小さな自信を、

少しずつ少しずつ、積み重ねてきた私の経験が、

少しでも皆さんのお役に立ちますように。

そして、(子育てもやっと少し楽になった)私は、まだまだ学びたいこと、知りたいことがたくさんあります。

ブログを書きながら、自分自身ももっと成長できたらなと、思います。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

それでは・・ 

あなたの時間の中で、あせらず、ゆるりと。

POSTED COMMENT

  1. 和子岸 より:

    初めまして。オーボエを初めて数ヶ月の者です。
    今、音楽教室のレッスンを受けておりますが基礎を全く教えて頂けません。
    (楽器の組立方、しまう際の掃除の仕方等々)

    先日某プロオケ奏者の方に見て頂いた際に“指が変です“と指摘されました。
    それから構え方や指の押さえ方を探していた時にこちらに辿りつきました。

    現在指の押さえ方、音を出せるよう自己練習中です。
    今後どうしていけば良いのか正直悩んでおります。
    ご返信頂けたら幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    • ayakoboe より:

      コメントいただきありがとうございます。オーボエを始めてまだ数ヶ月とのこと、基礎について悩むこと、多いと思います。
      ブログの”お問い合わせ”というところからメールをいただけると、個人的にメールなどのやり取りがしやすくなります。私でお手伝いできることがあれば、お気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

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