こんにちは!
今回は、リードの開きの調整の仕方について、ご紹介します。
これまでの記事にも書いてきたように、
リードの開き具合によって、吹き心地は大きく変わります。
今回は、開きが大きすぎるリードの開きを、
落ち着かせる方法からいきますね。
これは、道具もいらないし、とっても簡単です。
開きを小さくする
開きは、練習を始める前の、リードを水につけた後、大きく出やすいです。
ある程度吹き慣らしてきたリードでしたら、最初に開きが多少大きめでも、
吹き始めると、まもなく落ち着いて来るでしょうから、あまり気にしなくても良いですが、
新しく、まだ材料のハリもしっかりしているリードで、
開きが大きすぎるリードを、無理に吹くと
- 重く感じて、吹くのがしんどい。
- 音程が低くなる。
- つい、噛んでしまい、リードを潰してしまう。
などが起こり、
本来のリードの状態を正しく判断できなくなります。
この場合は、開きを落ち着かせてから練習を始める方が良いでしょう。
開きを小さくする方法は、簡単です。
まず、リードを水につけます。
水の量が多すぎないように、注意。
スクレープ(木の削ってある部分)が隠れるぐらいで良いです。
数分、浸けましょう。
そして、
スクレープの部分を、指で上下にぎゅっと挟みます。
くれぐれも、根元に近い方を押さえないようにしましょう。
開きが落ち着くまで、しばらく押さえておきます。
この方法で、落ち着いてくれない場合は、
バネの弱いクリップなどで、材料を傷つけないよう留意して、
スクレープの部分を挟み、しばらく置いておくと良いでしょう。
開きを抑える時に気をつけるのは、
材料を割らないように気をつけることくらいです。
繰り返しになりますが、
リードを壊さないように、これだけ気をつけましょう。
次の記事で、開きを大きくする方法を書きます。
引き続き読んでもらえたら、嬉しいです。
それでは・・