リード

リードの開きの調整法 ① 大きすぎる開きを落ち着かせる

こんにちは!

今回は、リードの開きの調整の仕方について、ご紹介します。

これまでの記事にも書いてきたように、

リードの開き具合によって、吹き心地は大きく変わります。

今回は、開きが大きすぎるリードの開きを、

落ち着かせる方法からいきますね。

これは、道具もいらないし、とっても簡単です。

開きを小さくする

開きは、練習を始める前の、リードを水につけた後、大きく出やすいです。

ある程度吹き慣らしてきたリードでしたら、最初に開きが多少大きめでも、

吹き始めると、まもなく落ち着いて来るでしょうから、あまり気にしなくても良いですが、

新しく、まだ材料のハリもしっかりしているリードで、

開きが大きすぎるリードを、無理に吹くと

  • 重く感じて、吹くのがしんどい。
  • 音程が低くなる。
  • つい、噛んでしまい、リードを潰してしまう。

などが起こり、

本来のリードの状態を正しく判断できなくなります。

この場合は、開きを落ち着かせてから練習を始める方が良いでしょう。

開きを小さくする方法は、簡単です。

まず、リードを水につけます。

水の量が多すぎないように、注意。

スクレープ(木の削ってある部分)が隠れるぐらいで良いです。

数分、浸けましょう。

そして、

スクレープの部分を、指で上下にぎゅっと挟みます。

くれぐれも、根元に近い方を押さえないようにしましょう。

開きが落ち着くまで、しばらく押さえておきます。



この方法で、落ち着いてくれない場合は、

バネの弱いクリップなどで、材料を傷つけないよう留意して、

スクレープの部分を挟み、しばらく置いておくと良いでしょう。



開きを抑える時に気をつけるのは、

材料を割らないように気をつけることくらいです。

繰り返しになりますが、

  • 必ず、水に浸けてから押さえる
  • スクレープの部分を押さえる、削ってない部分を押さえない

リードを壊さないように、これだけ気をつけましょう。

次の記事で、開きを大きくする方法を書きます。

引き続き読んでもらえたら、嬉しいです。

それでは・・

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