リード小話

小話 ⁑大好きなナガマツのリードナイフ

こんにちは!

リードを削る、大事な道具、リードナイフ。

何本か持っていますが、私の今の1番のお気に入りは、

ナガマツのリードナイフです。

お気に入りナイフをベストな状態にして、新年を迎えたく、

年末、

長松さんに刃研ぎをお願いしました。

年内に仕上がってきたので、

新年、気持ちよくリード作りが始められそうです!

この、ナガマツのリードナイフ、

もともと良いナイフなのは言うまでもありませんが、

長松さんに研いでいただくと、その切れ味の心地よさに感動します。

なんと表現すれば良いか・・

切れ味が、抜群なんですが、すごく柔らかいんです。

引っかかったり、落としすぎたりする心配がなくて、

削りたいところをピンポイントでソフトに削ることが出来ます。

先端の、息を止めて削るような繊細な部分を、

このナガマツのリードナイフで削ると最高です。

実は、私が持っているこのナイフは、

私がまだ10代の頃、知り合いの方からプレゼントしていただいたものです。

当時、

リード作り、超初心者の私は、

ナイフの使い心地の良し悪しなどわかりませんでした。

最初に手に入れた、アンドウのナイフとともに、なんとなく使っていましたが、

そのうちに、

なんと、、

刃が無惨に欠けてしまいました。。

ゆるり

どんな・・

使い方を・・

したのだろうか・・?

はい、今となってはわかりませんが・・

当時はメイキングマシンも持っていなかったので、

リード作りでは、

表皮を剥ぐところから、リードナイフを使っていました。

表皮は硬いので、刃に負担が大きいのです。

それで、刃が欠けてしまったのでは・・と思います。

ナガマツのナイフは、とても硬いので、

ダイヤモンドでないと研げないということは、聞いていました。

そもそも当時、ナイフを自分で研ぐ、などということには、

挑戦してみたこともありません。

そのうち、お店で研いでもらえるアンドウのナイフを中心に、使うようになりました。

ドイツに留学してからは、友人に刃の研ぎ方を教わりました。

決して上手くはありませんでしたが、

ドイツの田舎町に住む私は、

アンドウのナイフと、新入りの Reeds’n Stuff のナイフを、

せっせと砥石で研ぎながら、愛用していました。

研がないままのナガマツナイフは、荒削り専用になりました。

そのうち、刃はますますボロボロに・・

そして日本に帰国後、

ナガマツのメイキングマシンを、自分の型で作ってからは、

ナガマツナイフの出番は、ほとんどなくなっていました。

ですが、昨年。

愛用しているナガマツのメイキングマシンのバランスが悪くなったので、

調整に出すことにしました。

ついでに、マシンの刃も研いでいただこうと思いました。

(マシンの刃は、付属の道具を使うことで、自分で研ぐことが出来ますが、

やはり、たまに長松さんに研いでいただくと、とてもよくなります。)

その時ふと、

ほとんど忘れてしまっていた、

ナガマツのリードナイフのことを思い出したのです。

ぼろぼろに欠けて可哀想な姿にしてしまった申し訳なさと、

この状態から、元に戻せるのだろうか、という気持ちで、

迷いましたが、

思い切って、長松さんにお電話して、聞いてみました。

「実は、長松さんのリードナイフを持っていて・・

ずいぶん欠けちゃったのですが・・

研いでいただくことは、可能でしょうか?」

すると、

「大丈夫ですよ。一緒に送ってください。」

と。

そして、

研いでいただいた刃の、ビフォーアフターが、

こちらです。

あんなにボロボロだった刃が、シャキーンと!

こんなにキレイになるんだと、感激しました。

見た目の変化もさることながら、

リードを削ってみたときの、今まで感じたことのない使い心地の良さには、

感動しました。

ゆるり

ナイフくん・・

良かったね・・!

昨年は、大活躍してくれた、ナガマツのリードナイフ。

今年もよろしくね!!

<補足>

先ほども書いたように、

ナガマツのリードナイフは、普通の砥石ではなく、

ダイヤモンド砥石を使って研ぎます。

(ダイヤモンド砥石は、市販でも色々売っています)

メイキングマシンの刃と同じように、

ダイヤモンドで研ぎつつ、

たまに長松さんのところに研ぎに出すのが良いかと思います。

ナガマツのナイフを使っている皆さん、

調子がいまいちになったら、ぜひ長松さんのところに研ぎに出してみてください。

すっごく良くなりますヨ!

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