こんにちは!
こちらは前編の続きの記事です。
前編はこちらです!
前編では、マシンを厚めに設定し、古い刃を取り外すところまで解説しました。
今日は、新しい刃を取り付けて、調整していきましょう!
新しい刃に替える手順(前編からの続き)
3、新しい刃を取り付ける
1、新しい刃を、赤矢印→の方向に下から差し込みます。
2、①のネジを取り付け、軽く締めます。(まだ、完全には締めないように!)
刃は、赤マルの金属の部分とほとんど同じか、ほんの僅か下(約0.06mm)に出るようにします。
刃の位置により、削りカスの厚さが変わります。
3、②の二つのネジを締めます。(キツく締めすぎないように注意)
4、紫マルで囲った部分を上にくるっと持ち上げ、ネジの頭の部分が刃の後ろの部分に当たるようにします。
5、③のネジを締めます。
4、削りカスの厚さを調整する
新しい刃の場合、削りカスは0.06mm(6/100mm)くらいになるように、調整します。
正確に調整するために、調整の際は、直径が10mmの材料を使いましょう。
ガウジングをかけてみて、削りカスの厚さを、キャリパーで測ります。
必要であれば、削りカスの厚さを調整します。
削りカスの厚さの調整の仕方は、以下です。
1、①のネジを緩め、ごく軽く締め直します。
2、②のネジを右に回して締めると、刃が押し出されて、削りカスが厚くなります。
このとき、②のネジは、ほとんどわからないくらいに、ほんの少しだけ動かしてください。
でなければ、削りカスの厚さは、簡単に大きく変化してしまいます。
3、①のネジを再びしっかりと締めます。
5、ガウジングの仕上がりの厚さを調節する
次に、仕上がりの厚さを調整します。
仕方は、古い刃を外す前に、マシンを厚めに調整した時と同じです。
①のネジを緩め、②のネジを調節し、①のネジを再び締める、です。
ガウジングをかけた、かまぼこケーンの1番厚い部分の厚さを測り、ネジを調節する。
これを、希望の仕上がりの厚さになるまで繰り返します。
前編でも書きましたが、
1メモリ=0.015mm(1.5/100mm)
−の方向に回す・・・薄くなる
+の方向に回す・・・厚くなる
です。
また、以下、いくつかの注意事項です。
以上が、新しい刃を取り付け、マシンの調整をするところまでです。
次回の後編では、最後に、刃が真ん中に位置しているかをチェックし、
調整をします。
完了まで、あともう少しですね!
それでは・・