お手入れ・管理

オーボエのお手入れ クロスで拭くときに気をつけたいこと

こんにちは!

みなさん、オーボエのお手入れに、

クロスを使うことはありますか?

手先の油や、汗、指紋などで汚れが気になるときは、

クロスで拭いてあげると良いですよね。

私は、汗をあまり、かかない体質なので、

普段はスワブと、ピンポイント水抜きのお掃除だけなのですが、

さすがにこの季節は、湿度も高くてベタベタするので、

クロスで軽く、拭いてあげたりします。

汗をよくかく人は、メッキが傷みやすいので、

季節に関係なく、こまめに拭いてあげると良いと思います。

ただ、クロスでのお手入れも、間違った拭きかたを繰り返していると、

楽器を狂わせてしまうことに、なりかねません。

ゆるり

きれいになあれ、きれいになあれ、

ゴシゴシゴシ♪

あやこ

ゆるり、オーボエのお手入れ、張り切っているね!

・・あれ、でも、拭く方向がぐちゃぐちゃだな。

ゆるり

え、拭くのに、方向とかあるの?

クロスで、キーを拭くときに、

適当にぐちゃぐちゃ拭くのはNGです。

変な方向に、力を入れて強く拭いてしまったりすると、

調整が狂ったり、タンポを痛めてしまったり、

ということになりかねません。

ピカピカにしたい気持ちはわかりますが、

優しく、丁寧に、拭いてあげることを忘れないようにしましょう。

ピンクで囲んだような、キーの軸になっている部分は、青矢印の方向に動かすと、微妙に動きます。

この方向に、むやみにガチャガチャとキーを動かのは、よくありません。





キーをカチャカチャ動かさないように、

基本は、軸に対して垂直に、優しく拭きます。ピンクの矢印の方向ですね。

また、赤で囲ったような、出っ張っているキーは、強く押すと、簡単に曲がってしまいます。

優しく、キーの向きに沿って拭きましょう。



また、クロスで拭いてあげるだけでなく、

綿棒でのお掃除も、たまにしてあげると良いですよ。

例えば、赤で囲んだような、埃やゴミが溜まりやすい場所は、綿棒を使って掃除します。

その際に、バネを外してしまったり、タンポを傷つけてしまったりしまいように、くれぐれも気をつけましょう。

それから、こちらの接続部分の赤マルのあたり。

こちらも、いつの間にかゴミが溜まってた!ということも多いですから、たまにお掃除してあげましょう。

私も結構、大雑把な性格なので、

気をつけないといけないのですが・・(汗)

皆さんもご存知の通り、オーボエはデリケートな楽器ですから、

日頃からの気遣いを大切に、

優しく愛情を持って、接していきたいですね。

それでは・・

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