こんにちは!
さて、ゆるり!
「ドレミファソラシド」を
ドイツ語で言えるかな?
まかせて!がんばって覚えたよ!
「ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、ツェー」!
すごい!ばっちりだね!
幹音の、「ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、ツェー」をしっかり覚えたら、
次は、派生音を覚えていきましょう!
音名のドイツ語読み(派生音の読み方)
その1の記事でも書いた通り、派生音とは、
幹音にシャープ(#)やフラット(♭)などの変化記号を付けられた音のことです。
ちなみに、
シャープ(#)はドイツ語で Kreuz(クロイツ)、
フラット(♭)はドイツ語で Be(ベー)と言います。
Kreuz は、十字とか、ばつ印、などの意味です。
形が似ているから、こう呼ばれるようになったのかもしれません。
フラットも、Bの小文字の形にそっくりですしね。
シャープ(#)がついた場合
#がつくと、幹音が半音あげられた音になります。
このとき、幹音の綴りの最後に、is をつけます。
つまり、
Cis ,Dis ,Eis ,Fis,Gis ,Ais ,His となります。
読み方は、
ツィス、ディス、エイス、フィス、ギス、アイス、ヒス
です。
Eis(エイス)、Ais(アイス)が、読み間違えやすいかと思います。
お気をつけください。
フラット(♭)がついた場合
フラット(♭)がつくと、幹音が半音下げられた音になります。
このとき、幹音の綴りの最後に、esをつけます。
つまり、
Ces ,Des ,Es ,Fes ,Ges ,As ,B となります。
*幹音が母音である、EとAは、esではなく、sのみがつきます。
シの♭は、Hesじゃなくて、
Bなんだね!
そう。シのフラットだけ例外です!
esをつけるのではなく、
Bだから、気をつけよう!
読み方は、
ツェス、デス、エス、フェス、ゲス、アス、ベー
です。
以上が、シャープ、フラットがついた場合の書き方と読み方です。
次回は、ダブルシャープ(##)とダブルフラット(♭♭)がついた場合について、
解説します。
ダブルとかあるの??
複雑そうだなあ・・
基本は法則通りなので、大丈夫!
お楽しみに!