リード

イングリッシュホルンのリード、ボーカル、マンドレル

こんにちは!

最近、リード作りに追われており・・

久々のブログ更新です!

本日は、イングリッシュホルンのリードについて、書きます。

イングリッシュホルンのリード

イングリッシュホルンのリードは、オーボエよりも少し大きいですよね。

それぞれ左から、ガウジングをかける前の材料、

ガウジングをかけた後のかまぼこケーン、

シェーパーを取った後の舟型ケーンです。

これだけ大きさが違うので、

ガウジングマシン、シェーパーなど、

イングリッシュホルンのリード作りの工具は、それ専用のものが必要です。

作り方は、オーボエのリードと似ています。

オーボエのリードを作っている方でしたら、

舟型ケーンからであれば、イングリッシュホルンのリード作りにも

挑戦できるでしょう。

  • ガウジング(一番厚い部分)は、0.65〜0.68mmくらいが良いでしょう。
  • イングリッシュホルンのチューブの長さは、27mmです。
  • 巻きの段階では、全長を59mm〜60mmになるように、巻きます
  • そして、全長が56mmになるように、先端をカットして、削りに入ります。
  • スクレープは 私は13mmくらいで作っています。

イングリッシュホルンのボーカル

イングリッシュホルンは、リードを直接楽器に挿すのではなく、

楽器とリードの間に、ボーカル、という部分があります。

オーボエとの大きな違いですね。

イングリッシュホルンのリードのチューブは、27mmと決まっていますが、

ボーカルには色々な長さがあります。

ボーカルには数字が刻印されていて、よく使われるのは、1番と2番です。

番号が大きいほど、ボーカルは長くなり、音程が低くなります

ボーカルが違うと、

音程以外にも、音の当たり具合や響きなど、かなり変わってきますので、

お手持ちのボーカルをよく試してみましょう。

基本的に、一つの楽器に、1番と2番のボーカルが一本ずつ

付属しています。

0番や、3番などもあって、ボーカルだけ買うこともできます。

イングリッシュホルンのマンドレル

最初に書いたように、リードを作りに使うマシンや工具などは、

イングリッシュホルン専用のものが必要です。

ですが、舟型ケーンから作るのであれば、

特別に必要な工具は、マンドレルだけです。

イングリッシュホルンのチューブは、オーボエのチューブとは形が大きく異なるので、

オーボエのマンドレルは使えません。

イングリッシュホルンのチューブも、種類がさまざまありますので、

自分の楽器(ボーカル)に合うチューブを選びましょう。

そして、

そのチューブに合うマンドレルを選びましょう。

作り方の工程については、オーボエと同じです。

オーボエリードの舟型からの作り方も、詳しく記事にしていますので、

よかったら参考にしてください。

糸巻きを成功させるにはフォーム作りから!<舟型ケーンをチューブに固定させるまで>リード作りの糸巻きの過程はとても大事です。なぜなら、糸巻きの段階で、リードのフォームが決定されるからです。糸巻きの仕方によって、リードの息の入り具合や、振動の仕方が変わってきます。まずは、フォームを作ってリードに固定するまでを、わかりやすく丁寧にご紹介します。...

簡単でしたが、イングリッシュホルンのリードについてご紹介しました。

それでは・・

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