こんにちは!
最近、リード作りに追われており・・
久々のブログ更新です!
本日は、イングリッシュホルンのリードについて、書きます。
イングリッシュホルンのリード
イングリッシュホルンのリードは、オーボエよりも少し大きいですよね。
![](https://i0.wp.com/yururi-to-oboe.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_1777.jpg?resize=475%2C356&ssl=1)
それぞれ左から、ガウジングをかける前の材料、
ガウジングをかけた後のかまぼこケーン、
シェーパーを取った後の舟型ケーンです。
これだけ大きさが違うので、
ガウジングマシン、シェーパーなど、
イングリッシュホルンのリード作りの工具は、それ専用のものが必要です。
作り方は、オーボエのリードと似ています。
オーボエのリードを作っている方でしたら、
舟型ケーンからであれば、イングリッシュホルンのリード作りにも
挑戦できるでしょう。
![](https://i0.wp.com/yururi-to-oboe.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_1778-1.jpg?resize=571%2C428&ssl=1)
イングリッシュホルンのボーカル
イングリッシュホルンは、リードを直接楽器に挿すのではなく、
楽器とリードの間に、ボーカル、という部分があります。
オーボエとの大きな違いですね。
イングリッシュホルンのリードのチューブは、27mmと決まっていますが、
ボーカルには色々な長さがあります。
ボーカルには数字が刻印されていて、よく使われるのは、1番と2番です。
番号が大きいほど、ボーカルは長くなり、音程が低くなります。
![](https://i0.wp.com/yururi-to-oboe.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_1781.jpg?resize=529%2C397&ssl=1)
ボーカルが違うと、
音程以外にも、音の当たり具合や響きなど、かなり変わってきますので、
お手持ちのボーカルをよく試してみましょう。
基本的に、一つの楽器に、1番と2番のボーカルが一本ずつ
付属しています。
0番や、3番などもあって、ボーカルだけ買うこともできます。
イングリッシュホルンのマンドレル
最初に書いたように、リードを作りに使うマシンや工具などは、
イングリッシュホルン専用のものが必要です。
ですが、舟型ケーンから作るのであれば、
特別に必要な工具は、マンドレルだけです。
イングリッシュホルンのチューブは、オーボエのチューブとは形が大きく異なるので、
オーボエのマンドレルは使えません。
![](https://i0.wp.com/yururi-to-oboe.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_1782.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/yururi-to-oboe.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_1784.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
イングリッシュホルンのチューブも、種類がさまざまありますので、
自分の楽器(ボーカル)に合うチューブを選びましょう。
そして、
そのチューブに合うマンドレルを選びましょう。
作り方の工程については、オーボエと同じです。
オーボエリードの舟型からの作り方も、詳しく記事にしていますので、
よかったら参考にしてください。
![](https://i0.wp.com/yururi-to-oboe.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_1529-scaled.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
簡単でしたが、イングリッシュホルンのリードについてご紹介しました。
それでは・・